以前、歯科雑誌のQDTに載っていたのですが、

歯に被せ物をする前に、
被せるための土台がない時に作る土台がありまして、

その土台を作る材質の違いで
被せる物にどの様に力が加わるのかを
それぞれの材質で
デジタルシミュレーションした絵が
掲載されていました。

一つ目は健康な歯
二つ目は保険診療外で使われるような樹脂製の土台
三つ目は保険で使われる金属の土台

やはり、絵で見ると分かり易いです。

健康な歯は力がきれいに分散していて
樹脂の土台はそれに近く
保険の金属製の土台の物は力の分散があまりない
といった感じです。

もともと金属製の土台は楔のような役割を果たして
歯の根を割ってしまうと言われていて、
実際にその傾向はありました。

そこで、コレなら良いんじゃないかと言われたのが、
樹脂製の土台でした。

改めてシミュレーションで裏づけられた形でしょうか。

やっぱり自分なら樹脂製の土台を選びたいです。

タダ、
樹脂製の土台は被せる物と削られた歯との境に
少し力がかかっている様なので
歯の土台の形や被せる物の形、材質
被せる物を土台に着ける接着剤も
考えないといけないですね。

アイズ岡部歯科医院